運慶作と伝えられる閻魔大王像が正面に据えられた十王像が並ぶお寺
建長二年(1250年)創建、智覚禅師開山
もとは由比ガ浜にあった荒井閻魔堂と呼ばれるお堂で、 元禄16年(1703年)の地震と津波でお堂が壊れてしまい現在の地へ移った。
運慶作と伝えられる閻魔大王像が正面に据えられた十王像が並ぶ。
鎌倉時代に流行った十王思想では、十王が死後の裁判を司るといわれている。
運慶が臨死体験をしたとき閻魔大王に会い「我が姿の彫刻をし、その姿を見たものが悪行を成さなくなるのであればおまえを元の人間界に戻してやろう」と言われ、生き返った運慶が笑いながら閻魔大王の像を彫ったため、閻魔大王の顔が笑って見えるので「笑い閻魔」とも言われている。
宗派:臨済宗建長寺派
本尊:閻魔大王(国重文)
寺宝:
十王像(閻魔王、秦広王、初江王、宋帝王、五官王、変成王、太山王、平等王、都市王、五道転輪王)初江王は鎌倉国宝館に寄託
鎌倉二十四地蔵第8番
祈願:子育て
行事:閻魔縁日(1月16日・8月16日)、大施餓鬼会(8月)
花見:きんもくせい、すすき
写真:すすきの時期が絵になります
※拝観料200円。駐車場はないが、近隣の建長寺有料駐車場利用が便利。
情報提供:http://homepage2.nifty.com/kamakurasi/
鎌倉★情報館
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