仏像彫刻の多彩さは鎌倉有数
建保6年(1218年)北条義時がこの地に大倉薬師堂を建立したのが始まり。
永仁4年(1296)9代執権北条貞時が蒙古襲来の難を逃れることを祈願して心慧上人を開山に覚園寺として再建した。その後火事で焼失したが文治3年(1354年)足利尊氏によって再建された。
北条氏、後醍醐天皇、足利氏と代々保護されてきた。
元禄年間に再建された薬師堂には本尊の薬師三尊坐像、左右に日光・月光菩薩・周りに等身大の十二神将立像が取り囲んでいて壮観です。
地蔵堂には火に焼かれる罪人の苦しみを和らげようと地獄の番人に代わり火焚きを行いそのため焼け焦げてしまたという鎌倉時代に作られた黒く煤けた黒地蔵がある。
その他足利尊氏の直筆の字が本堂の天井の梁牌に書かれていたり、鎌倉有数の大きさのやぐらなどがある。
宗派:真言宗
本尊:
薬師如来(国重文)
黒地蔵(国重文)
鎌倉二十四地蔵第3番
十二神将立像
愛染堂(旧大楽寺本堂を移築)、地蔵堂、薬師堂、移築された古い民家の内海家
樹齢約800年の槙の木(かながわの名木100選)
その他寺宝多数
祈願:縁結び、子授け、安産、子育て、病気回復、厄除け、長寿
行事:黒地蔵縁日8月10日
花見:桜、あじさい、紅葉
写真:境内撮影禁止、入口の愛染堂近辺は撮影可。秋の紅葉がみごとです。
※拝観料300円。バスの場合、鎌倉駅バス4番乗場鎌20・終点鎌倉宮下車徒歩約6分。駐車場は無料だが、近隣は道が狭いので注意。覚園寺山門手前右手が天園ハイキングコース入口。
情報提供:http://homepage2.nifty.com/kamakurasi/
鎌倉★情報館
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