映画を通じて国際交流に貢献した川喜多長政・かしこ夫妻の旧宅で平成6年に鎌倉市に寄贈されたものです。川喜多長政氏は昭和3年「東和商事」を設立しヨーロッパ映画を日本に紹介する仕事を始めた。
翌年、同社の社員だった竹内かしこと結婚、夫婦で力を合わせて数々の名作を輸入・配給した。
作品は「自由を我等に」「巴里祭」「会議は踊る」「女だけの都」「望郷」「民族の祭典」など。
戦後昭和26年社名を「東和映画」と変更し、外国映画の輸入を再開。
ヴェネチア映画祭に黒澤明監督の「羅生門」を携えて参加しグランプリを獲得し、日本映画を世界に知らしめた。
東和映画の作品は「天井桟敷の人々」「第三の男」「落ちた偶像」「禁じられた遊び」「居酒屋」「肉体の悪魔」「チャップリンの独裁者」など。
生涯夫人と共に海外の映画祭に出席、国際的映画人として知られた。
また娘の川喜多和子も、黒澤明監督の「悪い奴ほどよく眠る」の助監督、フランス映画社副社長を務めるなど活躍。
親子三人仲良く鎌倉の英勝寺の裏山の墓地に眠る。
現在「川喜多記念館建設等基金」を設けて記念館の建設を計画中です。
その他哲学者和辻哲郎邸を移築した離れもある。
※問合せ先は鎌倉市役所景観部都市景観課 です。
情報提供:
http://homepage2.nifty.com/kamakurasi/ 鎌倉★情報館
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